現在弊社インターネット回線をご利用いただいております建物に回線障害が発生しており、ご利用者様および関係各所の皆様にご不便とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

復旧作業に尽力しておりますが、併行して障害発生の原因について調査を進めております。
現時点で判明している事項についてご報告申し上げます。

1.障害範囲:
弊社サービスを提供している建物
※本件とは関連しない障害もございますので、全ての通信不安定症状がこの原因によるものではございません。

2.症状:
一部の建物にてインターネットが不安定、もしくは接続できない症状が発生

3.通信障害の原因:
サイバー攻撃(攻撃元未特定)を受けたことによる、上位通信回線の回線停止または速度制限

4.一部地域により回線停止または速度制限が発生した経緯および対応状況
① 弊社契約回線にてトラフィックの上昇を検知し、対策を開始しました。
② トラフィックが集中した事により、上位回線事業者側にて緊急の回線停止、または速度制限が実施されました。
③ 複数の上位回線事業者と復旧に向けて交渉開始し、一部エリアでは停止解除も実施されました。
しかし、復旧最優先で通信設定等の対策を一斉実施するも、緊急の回線停止であった影響で、一斉実施には至りませんでした。
④ 上位回線事業者協力のもと、24時間体制にて順次棟毎の回線開放と同時に弊社対策を実施しております。実施内容は以下のとおりです。
(i) 回線開放または制限解除された建物から順次、遠隔で再起動および再設定の実施をしております。
(ii) 遠隔で通信状況が改善できない建物に対して、現地訪問にて機器再起動および通信設定の実施をしております。
(iii) 全国の協力工事会社および弊社従業員で分担し各地の現地対応を実施しております。

5.サイバー攻撃における影響
通信帯域の逼迫、および上位回線事業者による回線停止または速度制限
※なお、サイバー攻撃によるご利用者様のご利用端末に対する直接的な影響、情報漏洩等はございません。

6.復旧作業遅延の理由
上位回線事業者側に交渉を行うも、部分的な制限解除であり、また、復旧時はトラフィックを確認しながらの復旧となるため時間を要しております。
なお、上位回線事業者によっては、一斉遮断後における一斉復旧を行うことができるシステムを保有していない場合があります。その場合、棟毎に確認しながらの復旧のため遅延が発生しております。

7.今後の対応および予定
①第三者機関によるフォレンジック調査
②警察における捜査を想定

8.この時期でのお知らせになった理由
サイバー攻撃である確証を得ることに時間を要したこと、および原因公開による再度の攻撃の可能性に配慮しました。

引き続き早期復旧に向け尽力してまいります。

また、東海地区の物件につきましては概ね復旧作業が完了しておりますが、
復旧作業の一環として、ご自宅内に設置されている壁埋込型アクセスポイントの電源を一度落としていただき、2分ほど時間をおいてから電源を入れなおす操作にご協力いただけますようお願い申し上げます。

その際、リセットボタンを押さないよう、ご注意いただけますようお願いいたします。
既にリセットボタンを押された場合は、遠隔操作での再設定が必要となります。

もしリセットボタンを押された場合、もしくは上記の作業を行ってもインターネットへの接続ができないお客様につきましては下記弊社担当部署直通番号までご連絡いただきますようお願 い申し上げます。

ご利用者様には重ねてご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

運営会社:株式会社 SHC
担当部署(AMS 事業部)直通番号:052-842-9863